2016年10月11日火曜日

CSR Elite Wheel 改造記録

私にとって始めてのハンコンとなったCSREW。
ちょうど為替レートで1$が¥78だった超円高時代に個人輸入。

先日壊れるまで私が施した改造をご紹介。

●モーター&電源交換
購入から3年が過ぎた去年9月、FFBがゴリゴリ言うようになりました。
補償期間もとっくに過ぎてるし...と思い切って分解。
2つあるモーターの片方に異常。手で押さえただけで回転が止まり、
何かがつっかえているのか、自力では再び回転できなくなっていました。

モーターに記載された型番(RS-555PH)と同じものをPartsExpressから輸入。
1個$2.90で予備含め4個購入。送料$26.38で合計$37.98でした。

配線は短いので要注意。コネクタを外しての作業を推奨。
早速組み付けるも、キャリブレーション途中で電源が落ちて無限ループに。
モーターを1つ外してFFBを40%まで落とすと上手くいったので
恐らく電力不足だろうと予想(モーターは同じ型番のハズなんだけどなぁ)。

純正の電源が24V5A(=120W)だったので、単純に計算すると
モーター1個あたり120÷0.4=300Wの消費。2個で600W!!

さすがに600Wの電源は高額だし怖いと思い、
350Wの電源(MEAN WELL製 NES-350-24)を購入。
まさかOSWでもう一度MEAN WELLにお世話になるとは思っていませんでした。

で、この電源でも予想通り電力が足らず、結局FFB60%で運用することに。
それでも交換前よりパワフルになったので満足。

ちなみに組み立ての際のベルトテンションは適当に引っ張るだけで十分でした。


●クイックリリース化
どうせ分解してしまったのだから
ハンドルも交換してみようと思い立ちました。

CSREWの純正はφ30cmですが、もう少し大きくしたくて
φ33cmのD1SPEC(Amazonリンク)を購入。
当然ですがホーンボタンも付属しています。いらないのでポイ。

個人的にはボタンがゴテゴテ付いているより、シンプルなものが好きです。
元々Forza4でAクラスのS15を愛用していたせいかもしれない。

分解すると軸穴はPCD24(定規で測定)×5だったので
MOMO穴に変換する板(鋼、t=1.5mm)を自作。
と言っても鉄板に穴開けただけですが。

クイックリリースはEPMAN製EP-CA0011T(Amazonリンク)。
スプラインの軸だからガタもないだろうと予想し購入。
コレ、当時ググってもロクな画像出てこないし正直不安でした。
予想通りガタは一切なし。OSWのパワーでガタが発生しましたorz
ハンドルとの信号線は最初からコネクタで分離できるようになっていました。
純正ハンドルは接続されていないとキャリブレーションが始まらないため
秋葉原で探し出した12芯のカールコードでつなげておきました。
(お店の人に「12芯欲しがるなんて珍しいね。センサーか何か?」って聞かれて返答に困った記憶)

運よく純正で使われていたコネクタ(ZL2505-6PS)もマルツで発見できました。


●CSREWの最期
日本のiRacer達がOSWを導入し、ブログなんかでチラホラ情報が出始め
自分のもギリギリまで出力上げようと調子乗って弄っていた矢先
FFBが突然抜けてモクモク煙が出ました。
溶けた配線(左)。赤と黒が溶けて合体している。
「またモーターが壊れただけだろう。予備あるし」と軽く考えていましたが
分解すると配線が溶けてショートしていました。
モーターを交換しても復活せず。再起不能を悟りました。

で、OSW購入を決意するに至ったわけです。

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