2016年10月18日火曜日

CSR Elite Pedals 改造記録

CSREWと一緒に購入したCSR Elite Pedalsですが、例によって改造しています。
当時は吊り下げキットを使っていましたが、今は机の背面に固定して使用中。

ペダルはFANATEC製品の中でも比較的単純な構造なので
素人でも簡単に全バラできますよ!

あ、当然自己責任でよろしくです。


●配線やり直し
全ての元凶。

当時は未発表だったサイドブレーキ用の回路があると情報を得て
基盤から引っ張ってくることに。
(元々ハンコンを買った理由がForza4でシュルシュルドリフトしたかったから)

基盤を取り出すためブレーキアクセルセンサのコネクタを引っこ抜く際
やってしまいました。ブチッと。
(コレ、開封1週間後の話。血の気が引いたのを覚えている)

ハンダで直すも接触が悪く、何故か他のペダルにもノイズが乗る。
原因究明に各ペダルの付け外しを繰り返すので、カプラー化しました。
カプラーはhi-1000.comで購入。バイク用のカプラーなのでちょっとデカい。
(当時は電子工作用コネクタの存在を知らなかった)

未だに若干ノイズがありますが、ギリギリ実用範囲。
ちなみに取り出したサイドブレーキ回路はCS機専用なので
PC専となった今では使っていません。


●ブレーキバイブモーター追加
配線を弄ったついでに、バイブレーション用の配線も取り出しました。
最初はビニールテープでペダルアームに括り付けていましたが
後にブラケットを製作し機械締結に変更。

材料は私が初めて旋盤回したときの練習用アルミ材。
当時中ぐりを練習した穴にモーターがぴったりはまりました。奇跡。
モーターは使わなくなったUSBゲームパッドから略奪。


●バネ変更
私はシューズを履いてプレイする派なので、ペダルはやや重めが好み。
正直実車のアクセルペダルはもっと重くていいと思っています。

DAIスプリングが安くて種類が豊富なので、ここから選ぶことに。

基本諸元は(Elite Pedalsの場合)
内径11mm以上、外形22mm以下、長さ65mm

あとはバネ定数を決めるだけ。

3kgのダンベルをバネの上に乗せて縮み量を測るという
超アナログな方法で純正のばね定数を測った結果、
一番重いクラッチのバネが7.35[N/mm]

FANATECのTuning Kitなるものの中には
30%増のバネが入っているらしい。
単純計算でコレが 7.35*1.3 = 9.6[N/mm] と推測。
実際3割増しでどんな感じかまったく予想つかなかったので
25, 12, 9.6 の3種類を購入。

実際に取り付けて試した結果、
・純正(7.3)と9.6は違いがよくわからない。12で少し重くなったと感じる。
・25は重すぎ。FANATECのペダル構造でヒザ使うって何事w

ということで、最終的には
アクセル:9.6
クラッチ:12
で運用しています。

もう軽いペダルには戻れんねコレ。


●ブレーキスポンジ除去
感圧板に至るシリンダー内にはスポンジ状の部品が入っています。
以前FANATECのBlogで記事になっていた
Brake Performance Kitと同じ役割の部品です。

純正ではこのスポンジが圧縮されることで
多少ふわっとしたブレーキタッチにすると同時に
元の位置に戻すスプリングの役割も担っています。

ある時ブレーキランプが点灯したままになっていることに気づき
原因を調べたらこのスポンジが粉砕されて詰まっていました。

代わりの材料として色々試したのですが
・耐震用のジェル → 柔らかすぎて詰まる
・木材 → 一瞬で粉砕
・鉄芯 → 倍力装置等が一切ない、シンプルなブレーキ構造の某フォーミュラカー

踏み心地は正直どれもイマイチでしたが
鉄芯が一番マシだったのでこれで妥協。

適当な長さの端材がなかったので
足りない分はM6のナットを詰め込みました。

このままではスプリングの役割をするものがないので
純正アクセルのスプリングを短く切って入れてあります。


●角度変更ステー製作(失敗)
現在は机の背面にボルトで固定する形で吊り下げにしているのですが
もう少し角度調整したらどうだろうと
興味本位で作ってみたもの。
が大失敗。
一応角度を選べるようにしたものの
一番浅い角度でもペダルが踏みづらい。
この失敗作はキーボードスタンドになりましたとさ☆

次はクラッチのストローク伸ばしてカックンにしたい。
いっそ買い替えるか。

0 件のコメント:

コメントを投稿