2016年12月28日水曜日

ウィンカーレバーのカバーを縫った

初の裁縫DIY。

ウィンカーレバーのステーが未塗装で無骨だったので
隠す目的でカバーを作りました。
Before(左) After(右)
こんなマジメな裁縫、小学生以来だよ・・・。
使った道具も小学校で買った裁縫セットだし。
捨てずに取っておくもんだね。

材料は100均で見つけた革の切れ端(A4サイズ)。
色が若干赤紫っぽい黒っぽい感じ。微妙な色。
これしか売ってなかったので仕方なし。

縫い方は何も考えずググって最初に出てきた「平縫い」

よくあるシフターのブーツみたいになればいいかなと思ったのですが
出来栄えは・・・「まあまあ」といったところ。

本当は裏にマジックテープも縫い付けて
部品を包むように固定するつもりでしたが
現時点でも問題なさそうなので、そのまま放置。
練習ついでにUSBメモリ入れも作ったよ!

2016年12月15日木曜日

Fanatec ClubSport Handbrakeレビュー

先日のBlackFridayセール
Fanatec ClubSport Handbrakeを購入しました。
USBアダプタとのセットで¥11,900
定価から¥5,900の値引きでした。

そのままPCにつなぐとShifterモードで認識されますが

「コントロールパネル」→「デバイスとプリンター」

"ClubSport USB Adapter"を右クリック→「ゲームコントローラーの設定」

一覧からshifter modeになっているUSBアダプタを選択→「プロパティ」

Updateタブの「Update USB Adapter Firmware」をクリック

"ClubSport Handbrake"を選択し「Start Update」をクリック

でHandbrakeモードにすることができます(下画像も参照)。
(最初この操作を知らず不良品かと思って慌てたのは秘密☆)
ゲームコントローラーの設定
USBアダプタのプロパティ画面(画像はShifterモード時)
ファームウェアアップデート画面

以下レビューです。


●構造と引き心地
構造は非常にシンプルです。
持ち手の根元、回転の軸の延長上に
可変ボリュームがついているだけです。

バネ式なので基本的にはペダルと同じ構造です。
引き心地も、ペダルを手で押したときとほぼ同じ。

"引くときの重さ"はやや重め。体重計で計測すると3kg≒30N
1.5Lのペットボトル2本を持ち上げるときに必要な力と同等です。

なのでシフター以上にどっしりしたマウントに固定しないと
マウントごと動いたり持ち上がったりしてしまいます。

●剛性
柄の部分が板状(厚さ3.5mm)なので、横方向の剛性が悪い。
シートに座るとき身体をぶつけてしまえば簡単に曲がりそうで心配。

それだけでなく、柄の回転の軸部分の構造もあまりよくないので
ここでガタが発生している分、余計に剛性の無さを感じてしまいます。

ひょっとすると構造的に弱い軸部をカバーするため
あえて柄の剛性を落として軸への過度な衝撃を和らげているのかも、と邪推。
(なので改造する場合は全体的に構造を見直さないとダメですね)

特にSUS等で高剛性のコクピを組んでいる人は
剛性の無さがかなり気になると思います。


参考までに簡単な実験をしてみました。

私の場合、イス背面のシフターマウント締結部から持ち手までが遠いので
少しの横方向の力が大きなモーメントとなって
角パイプのマウントごと歪ませてしまっています。

とりあえず使う分には問題ないですが
いつかDIYして改善したいです。

●本体取り付けについて
商品にボルトやブラケットは同梱されていませんが
Handbrake本体にいくつか穴が開いています。

穴位置は公式サイトのdrilling templateを参照してください。
赤い十字マークが固定に使える穴で
それ以外は内蔵部品のための穴や、そもそも存在しない穴です。
(Fanatecの図面は意味がわからん)

穴径は側面(template1枚目)の4つがφ6の貫通穴で
底面(2枚目)がM6並目でねじ切ってある穴です。

この穴に合わせたブラケットを用意すればよいわけですが
ClubSport Shifter(以下CSS)を持っている人は
CSS同梱の部品(CSS QuickGuideの部品F、ナットに相当する)
とM5のボルトを使用してCSSに直接Handbrakeを固定することができます。

シフターに合わせて本体の穴はφ5にするか
シフター側をM6にすればいいのに。
たぶん穴位置精度なんかを考慮したんだな。恐らくきっと。
この場合は2点固定となりますが、取り付け剛性は十分です。

ボルトは長いとCSS本体にめり込んでしまうので
ネジ部の長さが14mm以下のものである必要があります。

Fanatec的には、恐らく長さ15mmのボルトに
緩み防止のバネ座金とワッシャーを噛ましての使用を想定したのだと思います。
それならばちょうどぴったりになるので。

私はネジ部の長さ10mmのボルトを使用していますが、
これ以上短いボルトはめねじ側に入る長さが短くなるためオススメできません。

●PCとの接続
同梱のケーブルは2種類あります。
末端が基板用コネクタのもの(ClubSport Pedals V2への接続用)と
RJ12コネクタのもの(V3ペダルorUSBアダプタへの接続用)です。

どちらも長さ1.2m。(ちょっと短すぎないですかね…)

Handbrake側は一般的なイヤホン端子(3極3.5mm)ですので
長さが足りない場合は、USB延長ケーブルを買うよりも
100均でイヤホン延長ケーブル買ってきたほうが安く済みます。

-余談-
実は私のDIYハンドブレーキもイヤホン端子でarduinoに接続するようになっています。
上記のケーブルに合わせて配線を作り直せば、arduinoなしで
Fanatecのドライバがそのまま使えそう。

●DiRT Rallyで使ってみて
ヤバい。楽しいw

今まで自作のサイドブレーキを使っていましたが
入力がOnOffの2値で、どのくらいでOnになったかがわかりづらいものでした。
ロック機構もあるのでRallyで使うにはちょっと…という感じで
ずっとDiRT Rallyは放置していました。

が!

今回のHandbrake導入でその辺の使いづらさが全て解消。
ハンドブレーキあるだけでラリーがこんなに楽しいとは!
未だ慣れず間違ってシフター引いたりしてますが((

アナログ入力の恩恵は・・・今のところあまり感じませんが、
DiRT Rallyでは約半分くらい引けば後輪がロックしてくれます。

使用中剛性不足を感じることもあまりないです。
シフト操作とハンドブレーキ操作を連続して行うとき
シフトに比べてハンドブレーキの剛性の無さを感じることはあります。

もうすぐiRacingにもダートが来ますし、準備は万全です!