2017年12月31日日曜日

近況報告

お久しぶりです。
ずっと更新できず申し訳ございませんm(_ _)m

今回の記事、特に中身はないです。生存報告。

一応、元気に生きてます。
Twitterには投稿していましたが、結局ブログ記事にできず...ハイ。

ブログの更新が止まっている間、色々ありました。
ホント、色々。個人的には激動の2017年でした。

"色々"のほんの一部をご紹介↓

●念願のSUSコクピ導入
ほぼ完成形で理想形。
夏前~秋まで、ずっとコイツを少しずつ組み立ててました。
3D環境、SimVibe×4、油圧ペダル...等々、やりたいこと一通り詰め込みました。

それぞれ紹介できるよう、頑張って記事書きます(汗)

●初マイカー購入
田舎に引越すことになり購入。クルマないとコンビニさえ行けない。
今度はリアルのお話。人生初マイカーです。
『トヨタ ZZT231 セリカ TRD Sports M』
ゲーム(Forza4)での愛車がリアル愛車になるとは。
もうただのゲーム好きとは言わせません(笑)

先日サーキットデビューしました。しかも、既に2回行った。
既にいくつか弄ってありますが、これからもエンジニアらしく
なるべく自分で弄っていくつもりです。

こっちの奮闘記はみんカラにでも投稿しようかなと思ってます。

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SUSコクピ導入とクルマ購入をいっぺんにやったものだから
まーふつうにタスクオーバーで頭パンク。

しかも私事で恐縮ですが
同時に長期出張と、それに伴う引越し・移動が4,5回くらい。
3ヶ月以上同じ場所にいた記憶がない。さらに年明け早々また引越し。

もうしばらく(春過ぎまでかな)レースシムはお預けの予定ですが
まったり記事の更新をお待ち頂けたら幸いです。

それでは良いお年を。

2017年3月10日金曜日

CSS SQのバネを自作する

前回の続き。

輪ゴムで応急処置したはいいものの、
実際に使ってみると感触が軽すぎて楽しくない。

で、思いつきでググったらバネ自作できそうだったので早速実行。
作るのは"キックバネ"、"トーションバネ"、"ねじりバネ"などと呼ばれるバネ。

参考にしたのは下のサイトです。

FrostyDesign ねじりバネの巻き方
http://frostyorange.blog.shinobi.jp/Entry/20/

東海バネ
http://www.tokaibane.com/tech

材料はピアノ線です。太さは純正と同じ2mm。
通販なら¥1000弱で買えます。

シフター内のバネ先端をひっかける部分が2mmなので
これ以上太いものだと組み付きません。

バネを自作するなんて初めての経験ですし
何度も作り直すことを想定して長さ500mmを用意。
これなら1本で2個のバネを作れます。
木板は適当な廃材から拝借。
治具は参考サイトから以下2点を変更しました。
・巻き付ける軸近くに材料固定の木ねじを1本追加。
 →巻き付け後、腕がまっすぐ仕上がる。
・巻き付ける軸をボルトにする。
 →ナットを追加して上下にズレないよう固定できる。

ボルトはM8を使うと内径がピッタリの大きさに仕上がります。

巻いてる途中、板が折れた。
この状態でとりあえず巻く作業は終了。15分ほどで巻き終わります。
あとは純正と同じような形になるよう腕を曲げていくだけ…が大仕事!
ニッパーだけで曲げるのは骨が折れる。

U字のまま使うと、バネを広げる方向で使うことになり
これはキックバネの使用方法として正しくないみたいです。

難しい点は腕の長さの許容誤差が±1mm程度しかないことです。
長すぎても短すぎても上手く組み付きません。

太さ2mmだとニッパーで切って調整するのも難しいので
0.5~1mmほど長く作っておいて、ヤスリで調整しました。
最終的には5回作り直しました。
純正は3巻きですが、少し感触が軽かったので2巻きに。

純正よりもほんの少し重くなった気がします。
満足満足。

2017年3月2日木曜日

CSS SQのシーケンシャルが壊れた時の対処法

Fanatec Clubsport Shifter SQが壊れました。
シーケンシャルモード時にレバーが元の位置に戻らない状態。
(Hパターンモードは問題なし)

早速分解して確認すると、中でキックバネが折れていました。
応急処置として、どこにでもある輪ゴムで対処することに成功。

以下修理方法です。

※分解は自己責任でお願いします。

●用意するもの
・輪ゴム 4~10個。
・六角レンチ(4mm, 3mm, 2.5mm) 各1本ずつ。
・プラスドライバー 1本。
・大きめのマイナスドライバー 1本。
・グリス(なくても大丈夫ですが、使用を推奨)

●分解方法
①上面のボルト(3mmの六角レンチを使用)を4つ全て外します。
※注意点
これはFanatec製品全般に言えることなのですが
ほぼ全てのボルトにゆるみ止め接着剤が使用されており
ボルトを回す際、非常に大きな力が必要となります。
くれぐれも六角がなめないよう、注意してください。


②レバーを持ちシフター上部を取り外し(慎重に行うこと!)
  配線の根本のコネクタを引っこ抜きます。
  配線は短いため、引っ張らないよう注意が必要です。

③下面のボルト(2.5mmの六角レンチを使用)を4つ外します。
  このとき外すボルトは、一番外側の樹脂部品のものではなく
  その内側のボルトとなります(要下写真参照)。

④側面カバーを外します。
  これで下部の部品がむき出しになったハズです。


⑤写真のボルト(4mmと2.5mmの六角レンチを使用)を3つ外し、
  Hパターンのプレートを取り外します。
  写真奥に見える黒い線が折れたキックバネです。
 
⑥写真のボルト(2.5mmの六角レンチを使用)を外します。
  これでキックバネが取り出せるようになったハズです。
  また右側のプラスねじも両方外し、】←こんな形の部品も取り外します。
 
⑦先ほど外したプラスねじと、キックバネを止めていた部品を元に戻します。
  このねじに輪ゴムを引っかけることになるので
  高さに多少の余裕を持たせてください。


●輪ゴムの取り付け方
完成形は上写真の通りですが、輪ゴムの引っかけ方に少しコツが必要です。
輪ゴムは3重にして使用するので、指だけで頑張るのは無理ですw

詳しくは下動画をご参照ください。

https://www.youtube.com/watch?v=f1TdJLcdNYY&t=7s

なお作業後は下部・側面・上部をブロックのように重ねて
動作テストをしつつ、輪ゴムの数を調整してください。
(私はシフトアップ側3個、ダウン側2個で動作しました)

動作テストはボルトを仮止めしなくても大丈夫です。
手で押さえながら、レバーをガコガコ動かしてみてください。

問題なければ各部にグリスを塗り、バラした逆順に組みなおして完了です。

なお純正でベッタリくっついていたグリスの役割は
HとIの変換レバーをスムーズに動かすということと
キックバネが引っかかったりしないように、と推測できます。

なので最悪塗ってなくても動作には問題ありません。
各部が摩耗したりして、寿命は縮みそうですが。


●補足
今回壊れてしまったキックバネは、Hシフト時に
一切の負荷がかからない仕組みになっています。
なので不必要なときはHシフトモードにしておくことをお勧めします。

一応使えるようになったとは言え、
気持ち悪いくらい感触が軽いので、まだまだ修理は終わりません。
次回に続く... →次回


-おまけ-
注意を怠ってボルトがなめるとどうなるか。写真左上に注目。
→フライスでボルトごと削り取りました(これが一番大変だった)

2017年2月12日日曜日

自作カラーリング復活!

iRacingでの愛車たちをペイントしました。
今回は写真多めでご紹介。

一番のお気に入り。去年既にペイントしてありましたが、微修正。
最近のお気に入り。繊細なペダル操作の練習機。
コイツはストリートスタイルで。決してロゴ貼るのが面倒なわけではない。
ライセンス上げで世話になった。ブレーキングポイントがGT3とほぼ同じという面白さ。
青ボディ・黒ライン・黒ボンネット・オレンジのワンポイント。

注目はオレンジのワンポイント。
突起してる箇所に塗るとオリジナルパーツ付けてるような感じに。

とは言え、塗れない箇所もあるのでデザイン大変でした。
ボンネットは全部黒にしないのがコダワリ。
当ブログURLもキッチリ宣伝していくスタイル。
たぶんレースシム界で最も広告料が高いのはリア。煽られたときにじっくり見てもらう。
これらのカラーリングはForza4時代から使っているお気に入り。
もしかしたらForza4で見かけたって人がいるかも。
Forza4でも全車このカラーリングで統一してました。
当時は好きなメーカーのロゴを適当に貼ってましたが
今回は私が使っている製品ロゴを使いました。

にしても、製品ロゴってかっこいいのばかり。映えるね!

ブログタイトルを入れてみるも・・・。
なんかダサい。
バナーみたいなの作りたい!


2017年1月14日土曜日

VR&モーションコクピ体験してきた!

東京オートサロン2017のT3Rブースで
VR & モーションコックピットを体験してきました。
ソフトはAssetto Corsaで、車種はウラカンGT3。コースは富士でした。
たぶんTCS,ABS有。Assetto Corsaはほとんどやらないので間違ってるかも。
約5,6周。普通に攻めたり、わざとスピンしたり色々やってきました。

レースシム始めて以来ずっと気になってたこの2つを体験できて感激。
すっごい楽しかった!しかも他にも2つのFanatecデバイスが初体験。
せっかくなのでレビューを書いてみます。

●初体験のデバイスリスト
・VR:たぶんOculus
・モーションコクピ:T3R simulator
・ハンコン:Fanatec ClubSport Wheel Base V2 + Formula Rim
・ペダル:Fanatec ClubSport Pedals V3 + (ブレーキのみ)Damper Kit

●VR
現物をじっくり確認するのは忘れてしまいましたが
もらったカタログにはOculusRiftとありました。恐らくCV1でしょう。

以前有名なジェットコースターのデモをDK2で体験したことがあるのですが
そのときよりも網目が気にならなかったです。個人的には問題ないレベル。
ただやっぱり低画質は否めなくて、1コーナーのポールはかなり見辛かったです。
メーターは辛うじて読めました。

乗ってる感は3画面に比べて段違いにVRのほうがいいです。
ドラポジがよくできていて、VR内とほぼ一致するので
VRに映る腕や足に違和感がまったくありませんでした。

酔いもなく、快適。
スピンしたときの感覚は3画面と同じ。
私はすごく車酔いしやすく、カートでも酔い止め必須なのですが
そんな私でも大丈夫でした。ただこれは個人差ありそうですね。

視野角も個人的には不満なし。
サイドミラー見るためには首を動かす必要はありました。
3画面だと眼球を動かしてチラ見できますが、VRではちょっと無理。
ただ私はクセでよく首を動かすので、気になりませんでした。

意外だったのはスピード感。
3画面と大差ありませんでした。

私はメガネ有でプレイしたのですが、これも特に問題なし。
フルフェイスのメットでメガネ使ってるのと同じ感じ。

Twitterにて「VRはヨー運動が分かりにくい」という話題があったのですが
確かに分かりづらかったです。
ただラスト1周は良い感じでリアのスリップ角を感じて走れたと思うので
これに関しては慣れかなーと。

●モーションコックピット
どの動きもワンテンポ遅れていてイマイチ...
更に過渡的な動きが終わった後の連続Gを再現できていない感じ。

ブレーキング時は今どこに荷重がかかってるか全くわからず。
しかもつんのめる姿勢になって身体とブレーキペダルの距離が狭まり
思い通りにブレーキを操れる気がしません。

コーナー時も、特にコカコーラコーナー後の100Rは
タイヤのどこに荷重が抜けていっているかを感じることができませんでした。

後半の切り返しが連続するテクニカルセクションは
コクピがガンガン動いてくれるので楽しかったです。

「モーションコクピはその動きがVRのセンサーに悪影響だからシナジーが悪い」
的なことが言われていたりしますが、コレ嘘っぱちでした。
シフトアップ時やたら大きく揺れたのですが、VRで見てる映像に違和感はなし。
以前自分の頭にカメラつけて撮影して気づいたのですが
頭って意外と視覚情報から適当に動いてくれています。
人間ってスゴイ!

で、あくまで雰囲気モノだなーと思いました。
(正直、レースには不必要。てかむしろ悪影響って思った)
同じ雰囲気モノならSimVibeのほうがよっぽどマシ。

●ClubSport Wheel Base V2
最初FFB無しかと思ったくらい軽い。OSWの鬼トルクに慣れすぎた。
以前OSWは人を選ぶ的なこと書きましたが、今なら万人にOSWを勧めます。
と、OSWの優秀さを改めて確信しました。

●ClubSport Pedals V3 + Damper Kit(Brake)
全体的に軽すぎ。まぁ私のペダルが異常なだけなので、仕方なし。
(参考:CSR Elite Pedals 改造記録)

ブレーキは想像以上にストロークしました。
踏んでいく時の感覚は悪くなかったのですが
ダンパーのせいで戻りが悪く、私の好みではありませんでした。

カックンクラッチはちょっと期待外れ。
これなら今のまま(アクセルと同じバネ式)でいいかな。

(2017/01/19追記)
冷静に考えるとV2 BaseもV3 Pedalsも細かい調整ができるので
あの時の体感だけで一概に"微妙"と決めつけるのは早計でしたね...
FFBも万人向けに軽く設定していたのかもしれませんし、
ダンパーもダイヤルの調節次第では変わるとのこと(Twitter情報)らしいです。


●総括
ずっと気になってたモーションコクピでしたが
現状ではたとえお金があっても導入は見送り。

VRは次世代4Kモデルが出たら買おうと思います。
今、3画面かVRかで迷っている人がいたら、VRをオススメします。
私のように中途半端な低予算3画面するくらいなら、断然VRオススメ。
あのクオリティで、面倒なコクピ設計や場所も確保しなくていいのなら
VRのほうがお手軽ですしね。

で、次のペダルとして考えていたV3は微妙...と。
こりゃDIYするしかないね。


●追記その1
BRIDEとRECAROのブースにも行って試座してきました。
やっぱちゃんとしたバケットシートほしいなぁ。
(今使っているのはニトリのなんちゃってセミバケ)

シム界隈ではセミバケのほうが人気っぽいですが
フルバケとセミバケの定義を理解してなかったよ...
ふつうにみなさんフルバケ使ってましたね。

フルバケのヘッドサポート(頭を保護するでっぱり)があるタイプだと
ちょうどいい感じに画面外の余計な視界をふさいでくれそうなので
一考の価値アリかなと思いました。

●追記その2
一部では「おねーサロン」と皮肉られるオートサロンですが
行ってみると主役はクルマだってわかりました。
実際にはカメコが群がるブースは2割くらいなので
クルマに興味ある人は行ってみるとおもしろいと思いますよ。
次回のためにメモ書き。
・前売りチケットは必ず買っておけ。しかも安いぞ。
・朝イチで来て、早めに帰ると混雑しなくて楽。
・会場内は暖かいので厚着しなくてOK
・動きやすいような鞄と服装。荷物はロッカーに預けると楽。
・好きな展示だけ見るなら半日。デモランも見るなら全日。
 全部じっくり見るなら2日は必要。

2017年1月1日日曜日

新年のご挨拶

新年明けましておめでとうございます。
今年も当ブログをよろしくお願いいたします。

思えば3か月ほど前にCSREWを壊してからのOSW導入、ブログの立ち上げ。
いつかやろうと思っていた事をアレコレ消化した2016年(の後半)でした。

自分で記事を書いてみてわかったのですが
やること1つ1つ写真やメモで記録して
間違いのないように裏取って記事を書くって
想像以上に大変でした。

今も確認待ちや写真待ちの下書きがいくつか…。
(と最近の更新停滞を言い訳)

ホント、他の人のブログ情報には頭が上がりません。

さて、2017年はSUS化して油圧ペダル買って...
と言いたいところですが、ちょっと厳しそうです。

私事で恐縮ですが、仕事の都合上
今年は夏以降、DIYおろかハンコンさえ使えないことが確定しています。

昨年から決まっていたことなのですが
いざ離れたらホームシックならぬハンコンシックになりそう。

あ、ブログは続けますので引き続きご愛読頂けたらと思います。
iRacingSDKのプログラミング講座や
私が大好きなタイヤ力学の話も書こうかなと。

Twitterでもくだらない事をつぶやいてたりしますので
そちらもあわせてご覧ください(笑)
広角レンズで撮るとイイ感じ♪

スピーカー移動したり、配線まとめたり
ちょっとずつ改善をしています。

では今日はこの辺で。